※本記事は2017年1月30日に米国で掲載されたブログ記事の抄訳を基にしています。

 

Palo Alto NetworksのUnit 42脅威インテリジェンス チームが実施を継続しているShamoon 2情勢のモニタリングの一環として、私たちが最近投稿した脅威に関するダイジェスト: Shamoon 2攻撃の第2波、新たな戦術の可能性が明らかに以降、情報を更新しました。

その脅威に関するダイジェスト以降、Unit 42のリサーチャーはShamoon 2攻撃の新たな波に気付きました。この第3波は2017年1月23日にDisstrackマルウェアを使ってシステムをワイプするよう設定されていました。

この違いを別にすれば、Shamoon 2攻撃の最新の波は第1波(2016年11月17日にシステムをワイプ)および第2波(2016年11月29日にシステムをワイプ)と同じものと思われます。Unit 42リサーチャーが分析した第3波のサンプルは、攻撃ベクター、ペイロードおよび活動内容に関して他の2つの波と類似しており、新たに共有すべきインテリジェンスは何もありません。

この最新の脅威インテリジェンスから、Shamoon 2攻撃が現在進行中の事態であり、攻撃の新たな波が将来あり得ることが伺えます。

この事態に懸念を覚え第3波が危険をもたらすと確信している組織は、以下の可能な対応行動を考慮したリスク評価を行わなければなりません。

1. RDPおよびSSHのようなリモート アクセス トラフィックをすべて検査し、不要なリモート接続をすべてブロックする。

2. あるいは、組織へのリモート アクセス接続をすべて完全にブロックする。

3. 組織全体にわたってすべてのアカウントのパスワードを強制的に完全リセットする。特に、管理者権限のあるアカウントについてこれを行う。

さらに、組織はバックアップ方針および災害復旧/ビジネス継続計画について再検討しなければなりません。

Unit 42リサーチ チームはこの状況の入念な追跡調査を継続し、私たちは適宜最新情報をお伝えします。

 


 関連コンテンツ

Palo Alto Networks WanaCrypt0r ランサムウェア攻撃に対するプロテクション

何が起こったか: 2017年5月12日金曜日、WanaCrypt0rの最新亜種による一連の攻撃が広範囲に対して始まりました。これらの攻撃は世界中の公的・民間組織に影響を与えたと報告されています。Palo Alto Networks の次世代セキュリティプラットフォームはこの攻撃に対するプロテクションを自動で作成、配布、適用を行いました。 どうやって攻撃されるのか: WwanaCrypt0rはリンクもしくはPDFドキュメントを添付したフィッシングメールによる攻撃が始まります。フィッシング攻撃の成功により WanaCrypt0r ランサムウェアはターゲットシステムに感染し、次にSMBプロトコル経由でMicrosoft Windows システムにある EternalBlue 脆弱性 (CVE-2017-0144)を悪用して広範囲に感染を広めようとして攻撃します。この脆弱性は Microsoft により MS17-010として2017年3月に対応されています。この脆弱性は Shadow Brokers グループによって 2017年4月に一般公開されていました。MS17-010 のパッチを適用している組織は WanaCrypt0r の感染がネットワークを介して広まるリスクはありません。MS17-010は現在アクティブな攻撃で使用されているネットワークコンポーネントにあるリモートコード実行可能な脆弱性を修正しているため、私たちはこのセキュリティアップデートの適用を早急に行うことを強くおすすめします。 阻止: Palo Alto Networks のお客様は、攻撃ライフサイクルのいずれにおいても脅威を自動的に止めることができる脅威阻止アプローチを適用している我々の次世代セキュリティプラットフォーム経由で守られています。Palo Alto Networks のお客様は次世代セキュリティプラットフォームに対して提供している複数の脅威阻止コントロールを通じて自動的にWanaCrypt0rランサムウェアから守られています。 WildFire はすべての既知サンプルをマルウェアとして分類し、悪意のあるコンテンツがユーザに配布されることを自動的にブロックしています。 Threat Preventionはこの攻撃に使用されている脆弱性の悪用(CVE-2017-0144 - MS17-010)に対応する IPS シグネチャを適用しています。 Traps はエンドポイントで WanaCrypt0r マルウェアの実行を阻止します。 AutoFocus はWanaCrypt0rタグを通じて脅威分析と脅威ハンティングできるようこの攻撃を追跡します。 GlobalProtect を通じて次世代ファイアウォールポリシーをモバイルユーザに拡大することでリモートワーカーを守ることができます。 Palo Alto Networks 次世代セキュリティプラットフォームを使ってランサムウェアを阻止するベストプラクティスについてはこちらのナレッジベースを参照ください。

  • 0
  • 2455

パロアルトネットワークス管理者ガイド日本語版

このガイドで、パロアルトネットワークスのファイアウォールのWeb管理画面の使用方法を説明します。対象は設置、運用管理、メンテナンスを行うシステム管理者向けです。 ※このページで提供する管理者ガイドが最新版でない可能性があります。最新版に関しては、製品をご購入された販売代理店にご相談ください。  

  • 0
  • 1529

製品概要スペックシート

  • 0
  • 1409

脅威の概要: WanaCrypt0r について判明していること

本 Unit 42 ブログ記事では、WanaCrypt0r ランサムウェアによる攻撃とその拡散方法についての本脅威の現況について、更新情報を提供します。

Rick Howard, Palo Alto Networks,
  • 0
  • 1132

PA-3000シリーズ スペックシート

PA-3000シリーズの主な機能、パフォーマンスと容量、および仕様。

  • 0
  • 888

PA-800 シリーズ

主なセキュリティ機能: すべてのアプリケーションをすべてのポートで常時識別 • 使用されているポートや暗号化(SSLまたはSSH)、セキュリティの回避技術に関わらず、アプリケーションを識別します。 • 許可、拒否、スケジュール、スキャン、帯域制御の適用などのセキュリティ ポリシー決定の要素として、ポートではなくアプリケーションを使用します。 • 不明なアプリケーションを、ポリシー制御、脅威のフォレンジック、またはApp-ID™アプリケーション識別テクノロジの開発が行えるよう分類します。

  • 0
  • 663