見過ごされてきたバックボーンなぜ最新のソフトウェア ファイアウォールが安全なクラウド戦略の核心なのか

見過ごされてきたバックボーンなぜ最新のソフトウェア ファイアウォールが安全なクラウド戦略の核心なのか

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何十年もの間、企業のセキュリティのバックボーンは、境界の強力なハードウェア ファイアウォールというシンプルなコンセプトでした。それは強固で目に見えるコントロールの基盤であり、要塞のとしての企業の物理的な現れでした。しかし、クラウド化を急ぐあまり、その屋台骨はひっそりと姿を消しました。その代わりに現れたのが、バラバラのツールの無秩序で断片的なパッチワークとしての、言わば現代の企業をサポートするには不向きな砂の基盤です。1

この空白は、新たな戦略的要請を要求するものです。クラウドとAIの時代に自信を持ってデプロイメントを行うには、大胆な基盤が必要です。求められているのは、クラウド用に設計され、インテリジェントなソフトウェアから作られた新しいバックボーンです。オンプレミスの世界のハードウェア中心のモデルから抜け出す必要な進化として、バックボーンは、マルチクラウド全体に織り込まれた統合型のセキュリティ ファブリックとして機能する、最新のソフトウェア ファイアウォール プラットフォームであることが求められています。

断絶した基盤がもたらすコスト高

基盤の亀裂がもたらすビジネス上のリスクは計り知れないものです。ブラインドスポットが蔓延する危険性について考えてみましょう。チームが新しいアプリケーションやワークロードをかつてないスピードで立ち上げているため、手作業によるディスカバリ プロセスが追いつかず、可視性に重大なギャップが生じています。クラウド侵害の82%が可視性の欠如に起因する主な理由であり、2管理されていないビジネス リスクの定義でもあります。

この基盤はまた、運営上の混乱を助長するものです。例えば、異種のクラウド セキュリティ ツール間の統合が不十分だった場合、手動による作業が多くなり、パブリック クラウドへの移行で約束されるはずの自動化を実現するのが複雑になります。現在、組織の79%が複数のクラウドで業務を行っていることを考えると、この問題の規模は驚異的です。3セキュリティ チームは、このように断片化された環境で一貫性のないポリシーを手作業で適用することを余儀なくされています。 

こうしたアプローチは、時間がかかり、エラーが発生しやすく、ワークロードがダイナミックにスケールするのに対応できないという欠点があります。これは手動プロセスであり、危険な脆弱性の窓を開くものです。つまり、新しいアプリケーションがデプロイされてから最終的に保護されるまでの間に生じる重大な時間的ギャップであり、攻撃者に晒された状態が続くことを意味します。そして、多くのワークロードはいつまでも晒されたままとなり、リスクはさらに増大の一途をたどることになります。

「十分なセキュリティ」という幻想

戦略的脆弱性がセキュリティ パラドックスを引き起こし、多くの組織が2つの欠陥のあるアプローチから誤った選択を迫られています。レガシー ハードウェア ファイアウォールの仮想バージョンをクラウドに「リフト アンド シフト」しようとする例がありますが、これは最新の開発に必要なクラウド ネイティブな自動化とスケールに欠ける戦略です。また、クラウド サービス プロバイダーが提供するネイティブ ファイアウォールを利用する人もいます。この事実は、CyberRatings.orgのような組織による独立したテストによって確認されており、CyberRatings.orgは、クラス最高のレイヤ7の脅威防止機能がないことを強調しています。4

この誤った選択は、セキュリティと俊敏性の間で常にトレードオフを強いるものです。最終的には、チームがこれらのギャップを補うためにさらにツールを追加し、ツールの乱立に拍車をかけ、全体的なコントロールを損ない、ビジネスを遅らせるという壊れたモデルにつながります。

新たなバックボーンを築く最新のソフトウェア ファイアウォール

はっきり言って、最新のクラウド ファイアウォール プラットフォームこそが、この戦略的失敗に対する唯一の答えとなります。これは根本的に新しく、インテリジェントなプラットフォームであり、4つの基本原則に基づいて構築されたプラットフォームです。

第一に、プラットフォームは継続的な可視性を提供します。すべてのアプリケーションとワークロードをリアルタイムで自動的に検出することが可能であり、この機能は、管理されていないリスクを生み出す危険な盲点をなくし、アップタイムの維持と機密データの保護に必要な包括的なビューをリーダーに提供します。

第二に、自動化された保護です。真のセキュリティ ファブリックは、マルチクラウド全体に均一な保護を即座に一貫して適用することが可能です。この自動化された施行により、セキュリティはビジネスのスピードで運用され、イノベーションを加速し、重要なアプリケーションの市場投入までの時間を短縮することができるようになります。プラットフォームは、従来のワークロードからAIモデルまで、あらゆる資産に適切なセキュリティを導入し、強力なソフトウェアを自己管理するか、管理されたクラウド ネイティブ サービスのシンプルさを採用するかなど、適切な運用モデルを選択できる柔軟性を提供します。

第三に、中央集権的なコントロールを確立できる能力です。単一のコマンド センターでは、ツールの乱立による混乱に取って代わり、ポリシー管理のガバナンスと脅威への対応を行ううえで有益な統一されたビューを提供することができます。これにより、戦略的なモニタリング機能が回復し、セキュリティ チームが最新のコマンド センターのようなスピードと効率で活動できるようになります。

第四に、作戦指揮能力です。集中管理体制を採用うることで、NOCスタイルのコマンドセンターを通じて実行可能にすることができます。これにより、戦略的なモニタリングと戦術的なコントロールが単一のインターフェイスで統合され、断片的なツールに代わって、セキュリティ チームがマルチクラウド セキュリティ ファブリック全体を一元的に管理できるようになり、一貫したコンプライアンス体制が確保されます。

安全なイノベーションのための基盤

セキュリティの古いバックボーンは失われ、断片的なアプローチでは戦略的に失敗します。最新のクラウド ファイアウォール プラットフォームは、セキュリティをリアクティブなゲートキーパーからプロアクティブなビジネス速度を実現するための、目に見えない重要な基盤となるものです。クラウドのスピードに対応し、AIを自信を持って活用、そして次世代を安全に構築するために必要な安定性と制御を実現することができます。SecureIQのAdvanced Cloud Firewall (ACFW) v1.6 サイバーリスク比較レポートをご覧ください。また、ソフトウェア ファイアウォールが組織の改善にむけて何ができるかを併せてご覧ください。


1 Capturing the cybersecurity dividend, IBM and Palo Alto Networks, 2025年1月20日
2 “50+ Cloud Security Statistics in 2025,” Sentinel One, 2025年8月14日
3 “50+ Cloud Security Statistics in 2025,” Sentinel One, 2025年8月14日
4 “How effective are the Cloud Service Provider (CSP) native cloud firewall offerings?” CyberRatings.org, 2025年1月20日

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