• 本番環境におけるセキュリティリスクを自動で阻止、攻撃予防最優先のASPM(Application Security Posture Management)によりCortex Cloudプラットフォームを拡張
  • オープンなエコシステムにより、業界有数のアプリケーションセキュリティプロバイダーからのすべてのデータが単一のプラットフォーム上で統合され、ベンダー横断型の可視性を実現

 

サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるパロアルトネットワークス(本社:米国カリフォルニア州、以下パロアルトネットワークス)は、この度、攻撃予防を最優先としたアプリケーションセキュリティソリューションであるCortex® Cloud Application Security Posture Management(ASPM)を発表しました。ASPMは2025年2月に発表した革新的なCortex Cloudの性能を大幅に強化したモジュールであり、セキュリティ上の問題が本番環境に到達する前に、インテリジェントに阻止します。これにより、従来に比べて10倍速く、効率的でコスト効果の高い対応が可能になります。

 

さらに、Cortex Cloud ASPMには、オープンなアプリケーションセキュリティ(AppSec)パートナーエコシステムが含まれており、企業は、好みのサードパーティコードスキャナからのデータを単一の集中型プラットフォームに統合して、包括的な可視性を得ることができます。ASPM のネイティブ データとサードパーティ ベンダーからのインサイトを組み合わせることで、セキュリティチームは、開発者にツールの変更を強いることなく、セキュリティ態勢を劇的に改善できます。パロアルトネットワークスのアプリケーションセキュリティパートナーには、Black Duck、Checkmarx、GitLab、HashiCorp、Semgrep、Snyk、Veracodeなどの大手ベンダーが含まれます。

 

今回の新モジュールは、業界をリードするクラウドネイティブアプリケーションプロテクション・プラットフォーム(CNAPP)とクラス最高のクラウド検知・応答(CDR)機能を統合し、リアルタイムのクラウドセキュリティを実現するCortex Cloud上で機能します。また、より広範に統合されたCortexプラットフォームの一部として、顧客はコード、クラウド、SOCにまたがるAI対応データから恩恵を受け、あらゆる段階においてセキュリティ運用を変革することができます。

 

パロアルトネットワークス 製品管理担当バイスプレジデント サリット・テイガー(Sarit Tager)のコメント:

AIが生成するコードがアプリケーション開発を数ヶ月から数時間に短縮する中、セキュリティはイノベーションの速度を保護するために進化する必要があります。業界をリードするCNAPP、クラス最高のCDR、そして攻撃予防優先ASPMを備えたCortex Cloudは、クラウドセキュリティに対する最も包括的なアプローチを提供し、アプリケーションライフサイクル全体にわたるあらゆる段階における可視性を提供し、リスクが本番環境に到達する前に自動的に阻止します。

Cortex Cloud ASPMは、パロアルトネットワークスが現在提供しているCortex Cloudのクラス最高のアプリケーションセキュリティと全面的に統合され、大幅に機能を拡張します。

Cortex Cloud ASPMの主な特長は以下の通りです。

  • リスクを阻止し、追いかけない: アプリケーションとビジネスのコンテキストを使用して、本番稼動を減速させることなく、ターゲットを絞ったガードレールを実施することでセキュリティの問題を本番環境に到達する前に阻止します。
  • 実際の課題を優先し、誤報を排除: ネイティブとサードパーティ製のスキャナーから得られる結果をコンプリートコード、クラウド、ランタイム、ビジネスコンテキストと関連付けることで、開発者がツールを変更することなく、重要且つ悪用可能なリスクを特定します。
  • 修正を自動化し、バックログ作業を不要にする: 業界をリードする自動化機能を活用することで、アプリケーションライフサイクルのすべての段階でセキュリティチームと開発チーム間の手動修正を不要にします。

 

IDC DevSecOps&ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ担当リサーチマネジャー ケイティ・ノートン(Katie Norton)のコメント:

本番環境にまで到達するアプリケーションのリスクは、セキュリティチームにとって永遠の課題であり、この課題は組織を危険にさらし続けています。開発速度が加速するにつれて脆弱性を特定することだけでなく、真のリスクとなるものに焦点を当てる必要があります。パロアルトネットワークスのCortex Cloud ASPMは、リアルタイムの脅威状況に対応することで、組織が脅威をより迅速に阻止し、より効率的に運用するのに役立ちます。

 

提供時期:

Cortex Cloud ASPMは、現在、初期アクセス版の段階であり、一般提供の開始は2025年度の後半を予定しています。Cortexプラットフォームの詳細や、サイバーセキュリティを変革するパロアルトネットワークスの取り組みについては、こちらのブログをご覧ください。

 

 

パロアルトネットワークスについて

パロアルトネットワークス(NASDAQ: PANW)は、グローバル・サイバーセキュリティのリーダーとして継続的なイノベーションを通じてデジタルライフの保護に取り組んでいます。世界中の70,000以上の組織からの信頼と脅威インテリジェンスチームUnit 42の専門知識によってネットワーク、クラウド、セキュリティ運用に渡る包括的なAI搭載セキュリティソリューションを提供しています。パロアルトネットワークスのプラットフォーム化への注力によって、組織は規模に応じてセキュリティを合理化し、セキュリティが組織のイノベーションを促進することを確実にします。

詳しくはwww.paloaltonetworks.jpをご覧ください。

 

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※本プレスリリースはカリフォルニア州サンタクララ発、2025年8月5日発表の抄訳をもとにしています。原文はこちらをご覧ください。

 

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