~AIゲートウェイを自律型エージェントのミッションクリティカルな制御プレーンとして確立~
サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるパロアルトネットワークス(本社:米国カリフォルニア州、以下パロアルトネットワークス)は本日、AIゲートウェイの先駆者であるPortkey(ポートキー)の買収意向を発表しました。Portkeyは、自律型AIエージェントを管理・保護するための極めて重要な「集中コントロールプレーン」を提供しています。同社のプラットフォームはすでに月間数兆件のトークンを処理しており、エージェント間通信に不可欠な低レイテンシーを実現しています。セキュリティ・ガバナンスが開発スピードを損なうことがないように設計されており、企業は確信を持ってAIイノベーションを加速させることができます。
企業におけるAI導入が、Copilotや単一のAIアプリケーションから「自律型エージェント」へと拡大するにつれ、AIセキュリティのギャップが大幅に広がっています。これらの自律型エージェントは内部および外部システムにわたって膨大な量の意思決定を自動的に実行する「高度な権限を持つインサイダー」のように機能します。この課題に対処するため、PortkeyはPrisma® AIRS™の「AIゲートウェイ」として機能し、企業全体のあらゆるAIトランザクションを監視・ルーティング・保護する「中枢神経系」の役割を担います。
パロアルトネットワークス 最高製品責任者兼最高技術責任者 リー・クラリッチ(Lee Klarich)のコメント:
自律型エージェントが企業の労働力に加わることは、従来の手法では管理しきれない新しい攻撃対象領域(アタックサーフェス)が生まれることを意味します。PortkeyをPrisma AIRSに統合することで、組織は自律型AIエージェントを自信を持って導入し、統制できるようになります。Portkeyを通じて、企業はすべてのエージェント・トラフィックを可視化し、エージェント特有の脅威に対して制御・防御が可能になります。
AIエージェントのためのコントロールプレーン
これまでは断片化されたセキュリティツールにより、イノベーションか安全かの二択を迫られてきました。PortkeyをPrisma AIRSのAIゲートウェイとして確立することで、パロアルトネットワークスはこのトレードオフを解消します。統合されたアーキテクチャにより、組織は組み込みのセキュリティ、信頼性、管理機能を備えた自律型ワークロードを本番環境へ移行でき、以下のメリットを享受できます。
AIインタラクションの保護: 買収完了後、PortkeyはPrisma AIRSのAIゲートウェイとなり、AIトラフィックを検査し、実行時の防御のためにセキュリティおよびガバナンスポリシーを適用して、脅威の特定とデータ保護を行います。また、「AIアイデンティティ・セキュリティ」を適用することで、すべてのエージェントの相互作用に厳格な最小権限制御を課し、AIワークロードの安全性とコンプライアンスを維持します。
ミッションクリティカルな信頼性の確保: セマンティックルーティング(Semantic Routing)と自動フェイルオーバー(Automatic Failover)により、自律型ワークロードにおいて99.99%のアップタイムを実現し、大規模環境でもピークパフォーマンスを維持します。この信頼性は、詳細なテクニカルテレメトリ(遠隔測定)と監査ログに支えられており、すべてのAI相互作用を検査するために必要なリアルタイムの可視性とガバナンスを提供します。
グローバルなAIガバナンス: アーティファクトの一元管理により、すべてのAIモデル、エージェント、およびMCP(Model Context Protocol)サーバーにわたって、シームレスなバージョン管理と安全なアクセス制御が可能になります。これにより断片的なAIの実験を、統制の取れたグローバル規模の本番運用基盤へと進化させます。さらに、キャッシュ技術と細やかなクォータ設定により、想定外の高額請求を防ぎ、運用コストを劇的に削減しながら、統合インターフェース経由で3,000以上のLLMやMCPツールへのアクセスを可能にします。
Portkey CEO兼共同創業者 ロヒト・アガルワル(Rohit Agarwal)氏のコメント:
AIを本番環境でスケールさせるには、開発者のための完全な柔軟性と、セキュリティチームのための絶対的な制御の間の繊細なバランスが必要です。パロアルトネットワークスに加わることで、AIゲートウェイをセキュアなAI企業の基盤レイヤーとして確立します。私たちは共に、すべての組織がデータと業務が完全に保護されているという確信を持って、自律型AIエージェントを導入できるインフラを提供して参ります。
本買収完了後もパロアルトネットワークスは既存および新規のPortkey顧客へのサポートを継続します。また、顧客の皆様は包括的なAIセキュリティプラットフォームの一部として、Prisma AIRSとのより緊密な統合のメリットを享受できるようになります。本取引は、慣習的な完了条件に従い、パロアルトネットワークスの2026年度第4四半期に完了する予定です。
Portkey社の買収の詳細については、こちらをご覧ください。
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パロアルトネットワークスについて
世界をリードするAIサイバーセキュリティ企業であるパロアルトネットワークス(NASDAQ:PANW)は、ネットワークからクラウド、AI、アイデンティティまでを網羅する広範なポートフォリオで、デジタル社会の安全を支えています。Unit 42®の高度な脅威インテリジェンスとAI駆動型プラットフォームにより、セキュリティの複雑さを解消し7万社を超えるお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を安全に、そして迅速に推進します。次世代のセキュリティについては、www.paloaltonetworks.com をご確認ください。
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※本プレスリリースはサンタクララ発、2026年4月30日発表の抄訳をもとにしています。原文はこちらをご覧ください。
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