攻撃者による悪用の前に、組織が継続的に脆弱性やエクスポージャーを発見・修正できる
新サービスの提供

 

サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるパロアルトネットワークス(本社:米国カリフォルニア州、以下パロアルトネットワークス)は本日、Unit 42®のContinuous Frontier AI Defense (継続的な最先端AI防御) を発表しました。

本サービスは、AnthropicのClaude Mythos (クロードミュトス)やOpenAIのGPTをはじめとする高度な能力を備えた先進AIモデルを活用し、攻撃者に悪用される前に企業環境の脆弱性やセキュリティ上のエクスポージャー(脅威の露出)を継続的に発見、検証、修復するためのエージェント型オフェンシブセキュリティサービスです。

現在、脅威アクターはAIを活用して脆弱性の発見・悪用を進めており、侵害までのサイクルは、場合によっては数週間から数時間へと約97%短縮されています。こうしたサイバーセキュリティの大きな変化に対し、防御側が十分に備えられているかという重要な問いに応えるため、Unit 42は継続的な攻撃シミュレーションテストを提供し、脆弱性の特定と検証、エクスポージャー箇所や攻撃経路の可視化、さらに修復の迅速化を支援します。

本サービスは、4月に発表されたFrontier AI Defenseをさらに発展させたものです。同サービスでは、時点ベースのエクスポージャー分析とセキュリティブループリントを提供し、企業の現状能力をベンチマークしてサイバーセキュリティの近代化を支援するものです。さらに8月には、OpenAI GPT-5.6-CyberおよびAnthropic Claude Mythos 5を活用したFrontier AI Exposure Analysisの拡張を発表し、先進的なサイバーセキュリティ能力へのアクセスを提供しています。

Unit 42 Continuous Frontier AI Defenseの主な機能

サイバーセキュリティに特化した最先端AIモデルと、Unit 42の脅威インテリジェンスおよびオフェンシブセキュリティの専門知識を統合する独自のマルチモデル基盤によって、常時稼働型の脅威エクスポージャー管理を実現し、重大なセキュリティの死角を排除します。

主な機能は以下のとおりです。

  • Continuous Testing Engine(継続的テストエンジン)
    企業全体のベースラインスキャンを実施した後、環境変化に応じて継続的なセキュリティテストを実行します。
  • Multi-Model AI Harness(マルチモデルAI基盤)
    タスクごとに最適なAIモデルへ処理を振り分ける独自アーキテクチャを採用し、精度とカバレッジを向上させながら、最先端AIの運用コストを管理します。
  • Leading Cyber Models(先進的サイバーセキュリティ向けAIモデル)
    Anthropic Claude Mythos 5やOpenAI GPT-5.6-Cyberをはじめとする高度な能力を備えたAIモデルに加え、オープンウェイトモデルを活用して構築されています。
  • Advanced Adversary Simulation(高度な攻撃者シミュレーション)
    自社およびサードパーティのWebアプリケーション、API、クラウドインフラ、ソースコードリポジトリ、ネットワーク資産に対するエンドツーエンドの攻撃経路を検証し実際の悪用可能性を実証します。
  • Accelerated Remediation(修復の迅速化)
    優先順位付けされた実行可能な修正策、コードレベルのガイダンス、仮想パッチの推奨を提供します。脆弱性が公表される前や正式なパッチが存在しない段階でも、Frontier Virtual Patchingと組み合わせることで仮想パッチの適用が可能です。

実証されたサービスの有効性

パロアルトネットワークスは、1,700万ドルの研究開発投資と手法の最適化を背景に6か月間の社内検証および100件以上のUnit 42顧客エンゲージメント(評価支援)を通じて本アプローチを開発・検証しました。

社内導入では、通常1年かけて発見されるレベルのエクスポージャーをわずか3週間で特定しました。また、顧客評価ではFrontier AI Exposure Analysisが全顧客において何らかのエクスポージャーを発見し、そのうち37%が高リスクまたは重大リスクに分類されました。さらに、エクスポージャーの大半は自社開発アプリケーションに起因し、サードパーティアプリケーションで発見されたエクスポージャーの3分の2以上には既知のCVEが存在していませんでした。

 

パロアルトネットワークス Unit 42 シニアバイスプレジデント サム・ルービン(Sam Rubin) のコメント:

AIは、人間のスピードで防御しようとする組織に対して、脅威アクターに非対称な優位性をもたらしています。現代のサイバーセキュリティには、マシンスピードでの防御が求められます。私たちは、Unit 42のオフェンシブセキュリティテストと脅威インテリジェンスの専門知識に加え、業界をリードするAI基盤と、高度な能力を備えた先進AIモデルへの独自のアクセスを組み合わせることで、防御側が再び優位性を取り戻せるよう支援します。

 

OpenAI グローバル サイバーパートナーシップ責任者 マッコール・マッキンタイア(McCall McIntyre)氏のコメント:

最先端AIは、脆弱性の発見と悪用までの時間を劇的に短縮しています。防御側には、すでに信頼しているツールやワークフロー、サービスの中で最先端AIを活用する能力が必要です。DaybreakおよびUnit 42との協業を通じて、OpenAI GPT Cyber Modelsと高度なセキュリティ専門知識、強固なガバナンス、人間の判断を組み合わせ、組織が重要な攻撃経路を検証し、発見から修復までをマシンスピードで進められるよう支援します。

Anthropic サイバーセキュリティ責任者 マイケル・ムーア(Michael Moore)氏のコメント:

Claude Mythosは、人間による数十年のレビューを経ても見逃されていた欠陥や、世界中で利用されるソフトウェアに存在する1万件を超える重大な脆弱性を発見しました。しかし、その可視性は行動につながって初めて価値を持ちます。パロアルトネットワークスはまさにそれを実現するために構築されています。Unit 42はClaude Mythosが発見した問題を検証し、実際に悪用可能かどうかを確認したうえで、攻撃者が到達可能な範囲をマッピングし、適切なチームへ優先的に修正を届けます。

サービスの提供について

Continuous Frontier AI Defenseは全世界で、年間サブスクリプション形式で提供いたします。また、利用するOpenAI、Anthropic、およびオープンソースモデルの組み合わせに応じて提供オプションが異なります。すべてのサブスクリプションは、各セキュリティタスクに最適なAIモデルを選択するマルチモデル基盤を活用します。

今後開催予定のVirtual Threat Briefingへの登録の上、本サービスの更なる詳細についてをご確認いただけます。

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パロアルトネットワークスについて

世界をリードするAIサイバーセキュリティ企業であるパロアルトネットワークス(NASDAQ:PANW)は、ネットワークからクラウド、AI、アイデンティティまでを網羅する広範なポートフォリオで、デジタル社会の安全を支えています。Unit 42®の高度な脅威インテリジェンスとAI駆動型プラットフォームにより、セキュリティの複雑さを解消し75,000社を超えるお客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)を安全に、そして迅速に推進します。次世代のセキュリティについては、www.paloaltonetworks.com をご確認ください。

 

Palo Alto Networks、Unit42 および Palo Alto Networks のロゴは、米国およびその他の法域における Palo Alto Networks, Inc. の登録商標または商標です。本書に記述されているその他すべての商標、商号、サービスマークは、各所有者に帰属します。

また、本書またはその他のプレスリリース公式発表に記述されている未発売のサービス、および機能については、提供開始までご利用いただけません。当初の予定通りに提供開始されない場合や、提供されない場合もあります。パロアルトネットワークスの製品やサービスを購入する際は、既に提供されているサービスや機能を http://www.paloaltonetworks.jp よりご確認ください。

 

※本プレスリリースはサンタクララ発、2026年9月22日発表の抄訳をもとにしています。原文はこちらをご覧ください。